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姦白宣言15 июня 2012. Разместил: Banderas3dsl |
[Hentai Games] 姦白宣言 Release:2012/06/15 ──『園田財閥』。 園田一族が繁栄させ、国内で五大財閥と謳われるまでに成長を遂げた財閥の一つである。 戦後は他同様、財閥解体の道を辿ることとなったが 『園田財団』 という企業形態を新たに設立。 元財閥グループを再結成した園田財団は勢力を増し、戦前以上に経済を動かしてきた。 その園田財団の総帥・園田幸一郎が危篤に陥ったという悲報が届いた。 ──いや、むしろ “吉報” といったほうが俺にとっては正しい。 現総帥が居なくなれば、その後継者が必要だ。 つまり、財団の実権を握り、地位・名誉・金のすべてを手に入れる機会が到来したのだ。 「──財団内ではすでに後継者を選抜する動きがあります」 園田総帥危篤の報を告げる俺の優秀な部下が、言葉を続けた。 「ククッ── まだ存命中だというのに、不義理な連中だな」 予測通りの動きに、思わず笑いが込み上げる。 同時に総帥選抜の候補者として名乗りを上げる者なども、手に取るように読める。 園田財団には “才能を持つ者は取り入れ、財団の力とする” という方針がある。 どんなに顔が利く人物であれ、力無き者は財団から振り落とされてしまうのだ。 この弱肉強食の世界で俺は異例の昇格を遂げていき、今では財団理事を務めていた。 「フッ、丁度いい―― そろそろ新しい椅子が欲しいと思っていたところだ」 「フフッ、やはりいつもの藤堂理事です」 ニヤリと笑みを浮かべる俺の顔を見て、部下がうっすらと楽しげな表情を見せた。 「そういえば、総帥不在の間は娘さんが代理人となるそうです」 「ほう」 総帥の娘か── 財団のパーティなどで見かけたことがあるな。確かまだ学生だったと聞いていたが……。 あの女が代理人ならば、利用しない手はない。 「よし。後継者選抜に参加するために、まずはその総帥代理人に挨拶をしにいこうか」 部下を連れ、俺は部屋を後にした──。 Вернуться назад |